
- 安全と品質への徹底
食は、安全・安心であることが当たり前。
それを確実に実現させるため、
サイゼリヤが行う取り組みをご紹介します。

- 素材について
-
サイゼリヤのメニューには、イタリア料理本来の特徴である「味付けを極力控えて、素材の味をそのまま食べる」という考え方があります。そのため、良い素材を選び、素材本来の味わいを活かすことが基本となります。そうした根底がある中で製造直販業として、世界中の最適産地にて素材の開発、素材の採り方、保管の仕方、加工の仕方、輸送の仕方に至るまで、すべての工程に取り組んでいることが大きな特徴です。
- 01
- 原料規格書でのあるべき規格の設定
- 02
-
自社での使用用途に合わせた受け入れ規格の設定
+定期的な受け入れ検査
- 03
- 取引先においての定期的な農場・工場監査・改善活動
安全・安心で高品質な食を提供し続けていくため、独自の厳格な基準を設けています。取引先・製造元へ監査として行くだけではなく、サイゼリヤの理念までも共有し、長きにわたって信頼関係を築き、今後もともに拡大・成長を続けていきます。

- 工場について
-
自社工場では様々な原材料を使用し、多くの製造工程を経て製品を生産しています。その中で安全性の確保や高品質を維持していくため、義務化以前よりHACCP(衛生管理の国際的な手法)とAIB(適正製造規範をもとに現場重視の食品安全管理システム )を取り入れています。これらを活用し、どの監査に出しても優良評価が得られるように、日々改善を続けているのです。
- 01
-
原材料の入荷から最終製品の店舗納品までの
リスク管理
- 02
-
実際の製造現場をチェックすることを
目的とした現場監査
- 03
-
各工場での毎月の自主監査の他に
年2回の品質保証室工場監査
※品質保証室工場監査とは
AIB(適正製造規範をもとに現場重視の食品安全管理システム)・HACCPを中心とし
原材料の入庫から製品の出荷までの全ての工程において、安全性を確保するための監査を行います。
また、どんなに完成度の高い食品安全対策プログラムが存在しても現場において適切に実行されていなければ、
危害の予防措置は十分ではありません。現場中心の監査を行い危害の元凶を探り改善サイクルを回し続けています。
工場正社員はじめ全従業員がやりがいを持てることも重要なポイントです。

- 店舗について
-
品質保証室を設置し、店舗衛生および品質向上を図るため、次のような取り組みを行っています。
- 01
- 毎週店舗ふき取り検査・店舗最終商品自主検査の実施
結果の善し悪しだけではなく、店舗マニュアル清掃・作業の改善に加え、器具の改良にも役立てています。
- 02
- モニタリングシステムの導入
IPM(総合的有害生物管理)モニタリングシステムを導入し、害虫が発生してからの駆除ではなく、疑わしきは調査・改善を実施し店内環境を衛生的に保っています。
- 03
- 全店年2回の調査結果の集計
修繕・改善項目を店舗に要請した後、完了報告から得た結果を集計。店舗設備を含め、あらゆる仕組みについても問題がないか確認し改善活動につなげています。
海外店舗の品質管理について
海外店舗については、海外事業戦略部と協議し、店舗衛生管理計画書の作成フォローをしています。また、上海の店舗については、国内同様の店舗監査を実施して改善点・課題の洗い出し、海外事業部への報告をしています。国は違えど理念は共通。お客様に安全で安心できる商品・環境を提供し続けることが使命です。