経営を担う人を
育てることで、
未来を広げる
窪寺 宏明
店舗運営部/コミュニティマネジャー 2005年入社
PROFILE
小学校からサッカーを続け、大学では仲間と一緒にサークルを立ち上げる。それぞれ環境の違うメンバーに寄り添いながら運営を続け、最終的に40人を超える規模にまで成長させた。そこで得た経験から、多くの人と関わりがある仕事、チームで何かに挑戦できる仕事を探して就職活動を行う。その中で、サイゼリヤの理念とビジョンに魅了されたことに加え、世界展開という規模の大きさにも惹かれ、入社を決めた。

現在の仕事内容
店舗運営部コミュニティマネジャーとして、埼玉県内の9店舗のマネジメントを担当しています。従業員はアルバイトを含めると200名程度。ストアマネジャーとして培った技術と経験を活かし、メンバー全員が成果を出せる仕組みづくりと店舗経営に取り組んでいます。特に力を入れているのは人材育成で、ストアマネジャーとして勤務する後輩社員の成長支援のため、ストアコントロールのトレーニングや組織構築の支援、定期面談を行っています。ストアマネジャーは店舗運営のひと通りの業務をこなせる方々がほとんどですが任せっきりにするのではなく、何か起こった時に相談してもらえるようコミュニケーションの頻度を高めることを意識しています。
仕事のやりがい
コミュニティのメンバーの成長を感じられる瞬間がやりがいです。1日2店舗ほどを回りながら、店舗状況を観察したり社員と対話をしたりしています。社員とコミュニーションをとれる時間は限られているので、短時間で相手が相談しやすい雰囲気をつくれるよう普段から関わり方には気を付けています。店舗の経営は、数字や状態で自分の行動の結果が分かりやすく現れます。反省を口にする社員も少なくはありません。しかしその中でささいな変化に気づいて努力を認めてあげることで、相手が成長していく姿を見られることがやりがいです。
印象的なエピソード
新人時代でのお客様との関わりです。そのお客様はご夫婦で毎週日曜日のディナーはサイゼリヤと決めて、いつもご来店されていました。毎回その日の気分によってお料理やワインを決めていただき、私からも季節やその日のお客様のご気分によってコーディネーションを提案させていただいていました。私が店舗を異動した際には、異動先の店舗に激励と感謝を綴ったお手紙を持ってきてくださいました。このようにお客様に喜んでいただけていることを感じた体験は、いくつになってもどの役職についても私の原動力になっています。
ある1日のスケジュール
-
09:00
前日営業数値の確認、社員、クルーの日報確認、
営業データの編集と店舗配信。 -
10:00
メールを確認し、業務優先順位の入れ替え。
-
11:00
店舗に赴き、ランチタイム営業状態の観察、社員、クルーと意見交換。
-
12:00
ランチ
-
13:00
メンバーの目標と進捗の確認、オペレーション技術習得の計画など
-
17:00
別の店舗に赴き、ディナータイム営業状態の観察、社員、クルーと意見交換。
-
19:00
翌日、週次の行動予定とTODOを仮組し日報を提出して退社
今後の目標
今後、サイゼリヤは世界で10,000店舗を目指し、どこに行っても低価格で安心して利用できる店舗を増やしていくことを目標としています。そこで働く多くの従業員が生きがい、やりがいを持って日々成長できる環境を整えていきたいですね。店舗が増えるということは、その分店舗をまとめていくストアマネジャーやミドルマネジャーが必要です。これらを担いたいと思ってくれる人が増えるようにすることも、私の大きな役割だと考え、「伝える力」を強化させていきたいと考えています。やるべきことを伝える、ビジョンを伝えるなど、モチベーションを上げられるような伝え方を学んでいきたいですね。実際、サイゼリヤには大きなやりがいがたくさんありますから。
